♯4 産後の腱鞘炎アプローチ

母指の痛みがある【ド・ケルバン病】
特に産後のママが育児でなりやすいです

ひどい方ですと痛み止めの注射を打っている方もいました。

実際に私もいとこの子供を10分抱っこしていたら手首を痛めました。
腱鞘炎になるママは赤ちゃんの体重が重くなってきた頃ではなく
首が座ってない2〜3ヶ月頃になりやすいです
その頃の赤ちゃんはフニャフニャしていて自分の重心が真ん中で支えられません。
普段の荷物であれば重心が体の中心になり、仙骨を通り下肢から地面へ重さが抜けるのですが
フニャフニャの赤ちゃんだと重心が中心からズレて手首になります(腕だけで支えているということです)
手首で支えている状態がずっと続いてしまうと腱鞘炎になってしまいます。

【腱鞘炎の原因筋】
深指屈筋
長母指屈筋
長母指外転筋
短母指伸筋
撓側長母指伸筋
尺側示指伸筋
という筋肉が考えられます
これらの筋肉の共通点が前腕の骨間膜に起始を持っています。]

前腕の骨間膜の主な役割としては
橈骨と尺骨がズレないように固定するテーピングのような役割があります。

前腕にストレスが常にかかっていると骨間膜の柔軟性がなくなってきて
起始を持つ筋肉達が固まってきて腱鞘炎を発症します。

【骨間膜の柔軟性を出すテクニック】

評価
痛みがそれほどない場合
1、座った状態でベッドに手首を回内していき小指をつけるようにベッドに押し付ける
2、この時の小指がつかなかったり、前腕に突っ張るような感じがしたら骨間膜が緊張をしている

痛みがある場合
無理をしないで手首を動かして痛みがどの動きの時になるのか確認をする
母指も同様に行う(母指は無理して動かすと誰でも痛いので軽く動かす)

【ポイント】
1、橈尺骨コンプレッションテクニック
手関節から指4本分肘関節に向かうポイントのところ(前腕でくびれているところ)
この場所を術者が握るように圧を加えていきます
圧を加えたまま患者の手首を屈曲伸展してもらいます(少し動かしにくいと思いますが)
圧を加えた状態だと腱鞘炎の痛みが無くなります
手首の運動を10往復ほどしたら離して再度痛みがあった動きを確認してみてください。

2、母指球リリース
母指球を両方から挟んで圧を加えた状態で手首を動かす
親指を常に使っているので母指球が固まっています。
母指球が緩むと手首の痛みが取れることが多い。

3、長母指外転筋リリース
タバコ窩と肘頭を結んだ中点部
ここの場所はツボでいう「四瀆(しとく)」
小指伸筋の下に長母指外転筋がある
このポイントを刺激した状態で手首の動き、母指の動きをチェック
これで痛みが取れていればこのポイントの圧痛がなくなるまで指圧を続ける
(このポイントは母指の痛みがある時に有効の場合が多い)

腱鞘炎の施術のポイントは
1、痛みがある動きを確認
2、痛みが取れるポイントを指圧をして刺激しながら動かしてみて確認
3、指圧の刺激がなくなるまで圧を加える(手首や母指を動かしてもOK)

以上のポイントを確認して施術を行ってください

動画での解説はこちら

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